腰痛治療で使われる薬とその効果

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腰痛治療で使われる薬とその効果  1

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

【効果】

現准、日本で最もよく使われており、急性・慢性いずれの腰痛にも有効。 損傷や炎症部位の酵素を抑制することで痛みを軽減し、主に関節痛みに対して処方される。

【副作用】

吐き気、胃部不快感、下痢、胃潰傷、消化管出血、腎障害の原因となる恐れがある。さらに眠気、皮疹、アレルギー反応のほか、まれに心筋梗塞の発症リスクを高めることもある。このため、疼痛の強い時期に限定した短期間の投与が一般的である。

【処方される薬物名】

セレコキシブ ジクロフェナク、 エトリコキシズ  イブプロフェン、メロキシカム、

 

 

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ステロイド剤(コルチゾン系)

【効果】

合成コルチゾンは、身体が自然に作り出すステロイドホルモンと非常に似通った莱剤である。炎症を抑える作川にすぐれていて、関節州の軽減に役立つ。

【副作用】

長期にわたり’経口服用した場合、体重増加、ニキビ、多毛、糖尿病、高血圧、免疫力の低下、骨粗籍症といった副作用を発症する。

【処方される薬物名】

lベタメタゾン、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾ
ロン、トリアムシノロンアセトニド、トリアムシノロンヘキサアセトニド

 腰痛治療で使われる薬とその効果 3

抗うつ薬

【効果】

神経由来の痛みを抑え、筋緊張や不眠症を緩和するため、低用量のの三環系抗うつ薬が処方される場合がある。また慢性腰痛は、うつ状態を合併することが多いので、 こうした場合にもよく使用される。

【副作用】

高い割合で副作用が発生する。口渇、眠気、めまい、便秘などである。

【処方される薬物名】

カルバマゼピン、ガバペンチン、プレガバリン

 腰痛治療で使われる薬とその効果 3

非麻薬性オピオイド鎮痛剤

【効果】

元来、がん性疼痛のみの適応だったが、慢性疼痛全般での処方が広がった。 弱オピオイドは、NSAIDsやアセトァミノフェンでは難渋するような重篤な腰痛に対して有効である。強オピオイドは、日本では貼付剤としての処方が可能となっている。
【副作用】

高い割合で暇気、頭痛、眠気、便秘、口渇めまいといった副作用がみられる。また、長期投与は乱用や依存を引き起こす恐れがある。

【処方される薬物名】

メプタジノール、トラマドール

 

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筋弛緩剤

【効果】

急性腰捕を発症している場合 患部周辺のさらなる損傷を防ぐため筋肉が硬直している。 こうした症状に対して筋弛緩薬を処方されることがある。日本では中枢性筋弛緩薬が処方されることが多い。

【副作用】

高い割合で眠気やめまい、思考能力低下といった副作用が出る。 そのため、2~3日分程度の短期投与に限定される。

【処方される薬物名】

バクロフェン、ダントロレン、ジアゼパム、
メトカルバモール

腰痛治療で使われる薬とその効果 5

一般薬

【効果】

軽度から中等度の痛みの緩和には市販鎮痛剤や合剤用いられる。

【副作用】

便秘や眠気といった副作用は少ない分 効果は弱い。

【処方される薬物名】

市販鎮痛剤:アスピリン、コデイン、イブプロフェン、アセトアミノフェン、合剤:アセ
トアミノフェンとコデインを配合したもの

 

 

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